ハロウィンについて調べてみた

「ハロウィン(Halloween)」とは、11月1日の「諸聖人の日(All Hallows)」というカトリック教会の祝い日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する、という日の前晩「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」に行われる英語圏の伝統行事。「ハロウィン」は「ハロウ・イブ」のなまり。
ケルト人の文化ではこの日が1年の終わりであり、収穫祭(サウィン祭)であると同時に、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていたので、これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。仮装やかぼちゃのランプはこれに由来する。ちなみに、本来はかぼちゃではなくかぶが使われていたらしいが、アメリカへの移民たちがより刻みやすいという理由でかぼちゃが使われるようになったとのこと。
trick or treat」の慣習は、「諸聖人の日」の翌日、11月2日の「死者の日」という同じくカトリック教会によって全ての死者の魂のために祈りをささげる日とされている日に、村から村へと渡り歩きながら、縁者の霊が天国へゆくための祈りをささげるかわりに、「魂のケーキ(soul cake)=干し葡萄入りの四角いパン」を乞う、という古い風習に由る。この風習も、ケルト人がサウィン祭のときに、徘徊する霊のために食べ物とワインを残す、という古代の風習に由来する。
(以上Wikipediaにて調べ書き)


というわけで、「仮装」にも「trick or treat」にも、起源の名残は認められるけれど、それぞれがごちゃまぜになって、「trick or treat」がかわいい恐喝になってしまったり、NYCのハロウィンパレードに、普通の太った夫婦がシュレックとフィオナの仮装をしてまじそっくりになりすぎて写真を撮られまくっていたりとか、ブロンドのエロナースやエロポリスがあふれていたりとかするわけか。