「しあわせソウのオコジョさん」のDVDがほしい

cocoxxx2007-12-12


しあわせソウのオコジョさん」は、2001〜2002年にテレビ東京系列で火曜18:00〜18:30に放映されていたテレビアニメ。原作は「月刊LaLa」の宇野亜由美連載のギャグ漫画「オコジョさん」。

内容は、無口な男子大学生槌谷揺(つちやはるか)のペットとなってしまった、貴重な野生生物オコジョである「オコジョさん」が、同じマンション「しあわせソウ」の住人をはじめ、その他の人間や動物とともにくりひろげる日常や事件を「どたばた喜劇」的に描いたもの。

オコジョさんはもちろん、オコジョさんを「おやびん」と呼ぶスナネズミの「ちょろり」をはじめ、動物の描写がかわいい。設定もストーリーも単純なので、何も考えず、ただ動物のかわいさに浸り尽くして見ることができる。もう何度よだれをたらしそうになったかわからない。仕舞いにはお気に入りのちょろりの声(声優:山崎雅美)の真似を妹にさせて、「おやびん朝でやんす」とか言わせて朝起こしてもらったこともあるほど、オコジョさんワールドにはまっていた。このとき私はすでに高校生であったが、ビデオ録画をして欠かさず観ていた。

当然、DVDがほしいなあ、と考えてはいたものの、「しあわせソウのオコジョさん」全51話が収録されたDVD全13本を買い揃えるとなると5万円程度かかる。それより優先させなければならないことは山ほどあって、いつのまにかその想いは忘れ去っていた。

そして、最近ニコニコ動画を閲覧中に、思いついて「しあわせソウのオコジョさん」を検索してみたら、あった。タイトル数は少なかったけれど、興奮しつつ、懐かしみつつ、久しぶりのオコジョさんワールドを堪能した。そして、やっぱりいつかDVDがほしい、という想いが再燃。

ちなみに、「しあわせソウのオコジョさん」のことを調べていたら、このアニメは「ケモノアニメ」というカテゴリに属し、同カテゴリ内では他に「とっとこハム太郎」や「しましまとらのしまじろう」があり、「ジャングル大帝」や「火の鳥」はその原点作品といわれているとのこと。そもそも「ケモノ」というのは、サブカルチャー・同人用語でいう萌え属性のひとつであって、それは純粋な動物キャラクター全般だけでなく、獣人、猫耳など、人間と動物の特性をあわせ持ったキャラクターが持つ属性であるらしい。

この方面にはくわしくないのだが、猫耳によだれをたらすのと、オコジョさんによだれをたらすのは、まったく同じではなくとも、同じ要素の萌えを共有しているということになるのか。ふーん。